2005年のIPニュース

2005年6月7日号イスラエル:登録商標局の方針転換(第5類) 他

  1. イスラエル:登録商標局の方針転換(第5類)
  2. EU:模造品に関する統計公表

イスラエル:登録商標局の方針転換(第5類)

医薬分野(第5類)の登録を広範囲の指定商品で認める。

今回イスラエル商標局は、医薬分野第5類での商標の登録を広範囲の指定商品でも認めることを決定した。

ごく最近まで、登録商標当局はイスラエルで申請された商標は、多くの指定商品、特に国際分類第5類に指定商品を持つ商標の申請を受け付けておらず、この慣習は医薬業界にとって大きな懸念材料だった。しかし今回商標当局は次のように公表した。

『登録審査の際、商標が使用される予定の商品が未だ開発途中である、または未認可であることを理由に指定商品項目を制限しないと申請者が望めば、当局は当該商標の登録を広範囲の指定商品で認める』

しかし、登録には実際に使用する指定商品を反映したものに限り、また有効期間は申請時から5年以内とする条件を設けている。もし、明らかに商標が広範囲の商品のために使用中、また使用の意図が見られる場合(例えば企業のロゴやある商品ラインのロゴの場合など)、上記のような条件無しに広範囲の指定商品を持つ商標として登録を認められることになる。

[出典:Dr.SHLOMO COHEN & CO.]

EU:模造品に関する統計公表

EU委員会は偽造品に関する統計を公表した。
2005年2月8日、同委員会は2003年にEUの外部境界線において没収された偽造品や海賊版などの件数と種類を公表した。2004年の統計の編集は未だ完了していないものの、今回の結果は以下のことを明らかにしている。

  • 没収された偽造品の件数は前年比で9パーセントの増加
  • 2002年と比べ増加が最も顕著だったのはゲーム、玩具類で、1200万件に上った(前年比で996パーセント増)
  • 2003年に税関当局で没収された偽造品と海賊版のうち70パーセントはアジア諸国からのものである

EU委員会は同時に偽造品に関して、それらの種類や生産国、第三国との合意内容、また税関当局の対応策などを『よくある質問』として文書にまとめ公表した。
このメモには実際の検挙件数や没収された製品が種類別に記載(2003年)されており、加盟国別の検挙時の手法の進化や(2003年)、没収された違法製品の生産国別、また製品数別のデータ(2003年)、そして検挙数と没収された違法製品が種類別に記録されている。(2004年第一四半期−第三四半期まで)

[出典:International Trademark Association; Europe Update]

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