2011年のIPニュース

2011年1月25日号台湾:出願のオフィシャルフィー改訂  他

  1. 台湾:出願のオフィシャルフィー改訂
  2. インド:出願のオフィシャルフィーとプラクティスの変更
  3. アルゼンチン:オフィシャルフィーの大幅上昇
  4. パラグアイ:税関登録制度開始

台湾:出願のオフィシャルフィー改訂

登録出願に係る現行のオフィシャルフィーは、役務を指定する場合その数に拘わらず一律NT$3,000、商品を指定する場合は、商品の数に応じて1〜20個:NT$3,000、21〜60個:NT$5,000、61個以上:NT$9,000と設定されている。

2011年2月1日以降は、商標登録出願に係るオフィシャルフィーが以下の通り改定される

  1. 商標又は団体商標
    • 指定商品:20個以内はNT$3,000、20個を超える場合は1個につきNT$200の割増
    • 指定役務:第35類の「特定商品の小売に関する役務」を指定する場合、5個以内がNT$3,000、5個を超える場合超えた分の役務1つにつきNT$500の割増。
    • その他の区分又は「特定商品の小売に関する役務」以外の第35類役務を指定する場合、役務数に拘わらず、オフィシャルフィーがNT$3,000となる。
  2. 団体標章又は証明標章
    一件につきオフィシャルフィーがNT$5,000となる。
  3. 更新手続のオフィシャルフィーの返還
    現行のオフィシャルフィーNT$4,000で変わりはないが、現行制度では、更新が許可される前に取下げをしても一旦支払ったオフィシャルフィーは返還されなかった。
    しかし、2011年2月1日以降になされた更新手続について、後日取下げをした場合、オフィシャルフィーの返還を請求できる。
[出典:Lee and Li]

インド:出願のオフィシャルフィーとプラクティスの変更

インド通産省は2011年01月13日付で通知を出し、下記2点の変更の導入を発表した。

  1. 出願費用上昇
    2010年12月29日より、オフィシャルフィーが現在のINR2500(約USD55)からINR3500(約USD78)となる。
    2010年12月29日から2011年01月13日までに出願されたものについて、2011年2月28日までに差額のINR1000(約USD22)を支払わなければならない。差額が2月28日以降に支払われた場合、出願日は追加費用の支払日となる。
    尚、今回の価格変更は出願時のオフィシャルフィーのみで、その他の手続に変更はない。
  2. オフィシャルサーチの中止
    インド特許庁はこれまでのオフィシャルサーチを中止し、同庁が公開しているデータベースを使用するよう指示した。
    http://www.ipindiaonline.gov.in/eregister/eregister.aspx
    従来オフィシャルサーチ・レポートは出願前の注意義務と善意の証明となっていたこと、同庁のデータベースのアップデートに大幅な遅れがあり、精度も高くないことから注意が必要である。
[出典:Majmudar & Co]

アルゼンチン:オフィシャルフィーの大幅上昇

2010年11月9日号でお伝えしたが、アルゼンチンの新オフィシャルフィーが2011年1月7日付公報に掲載された。

今回、価格の上昇は2011年1月20日と7月1日の2回に分けて行われ、総合で約100%の価格上昇が行われる。

[出典:RICHELET & RICHELET]

パラグアイ:税関登録制度開始

2010年10月12日、パラグアイ税関当局は33の商標が当局に登録されたことを発表した。

1998年商標法第109条は、商標権者が商標を税関に登録し、船荷される商品の正当性について検証することを認めている。しかしながら、その施行規則は2010年2月25日にようやく税関によって公布された。

税関登録にあたり、下記の情報が必要になる。

  • 登録人の氏名、住所、国籍等
  • 登録人の代理人の氏名、住所、国籍等
  • 委任状
  • パラグアイ商標の登録証明書
  • 商標見本
  • 商標登録番号、有効期限、指定商品リスト
  • 登録人の商品の電子イメージ

疑義品の輸出入時、税関吏はメール又は文書で代理人に通知を出す。
疑義品が侵害品である場合、商標権者は税関に商品の保留を申請し、10日以内に民事又は刑事提訴を行う。

[出典:INTA]

IPニュースの定期購読(無料)も受け付けていますので是非ご利用ください。購読をご希望の方は右のボタンからお申込みください。

IPニュース定期購読申込みへ
お問合せフォームへ
ページのトップへ