2011年のIPニュース

2011年7月26日号インド:拒絶理由通知送付の廃止 他

  1. インド:拒絶理由通知送付の廃止
  2. 南スーダン共和国:知的財産権に関する動向
  3. アンゴラ:出願に関する期限の変更
  4. スウェーデン:異議申立期間の変更
  5. パキスタン:オフィシャルフィー上昇

インド:拒絶理由通知送付の廃止

インドでは2010年7月より、商標庁が拒絶理由通知を代理人にレターで送付することをやめ全て同庁のHPへアップロードすることになっている。
言い換えれば、代理人が同庁のHPをチェックしない限り、案件の進捗が不明となる。

弊社にて拒絶理由通知の作成日と同庁HPへのアップロード日を調べたところ、各商標庁支部によってその乖離が非常に異なることが判明した。
即ち、審査官が拒絶理由通知を発生してからHPへアップロードされるまで半年以上かかっている案件もあれば、2ヶ月で掲載されるものもあるということである。

これらの通知への応答期限は当該通知をダウンロードした日から1ヶ月以内となっており、今のところ商標庁は各代理人がダウンロードした日と主張する日を開始日として認めている。
しかし、この日付に関しても将来的には商標庁の見方が厳しくなることが予想される。

尚、弊社案件に関して、弊社代理人はこの慣例が始まった日より専門チームを編成し、毎日HPをチェックしており、拒絶理由通知の迅速なデリバリを心掛けている。

[出典:Remfry & Sagar]

南スーダン共和国:知的財産権に関する動向

2011年7月9日、スーダン共和国の南部10州がアフリカ大陸54番目の国家として分離独立した。

新国名は南スーダン共和国となり、同14日には国連安保理決議1999により国際連合総会で国際連合への加盟が承認され、193番目の加盟国となったことは記憶に新しい。

知的財産権の保護法に関して、新政府は発明者の権利、商標、著作権、意匠等の保護を推進する予定であり、南スーダン投資局(SSCIA)がその管轄局となっている。

現在、商標の新登録制度に関してはまだ検討中の段階であるが、スーダンで登録された権利の再登録手続が採用される可能性がある。

[出典:INVENTA]

アンゴラ:出願に関する期限の変更

アンゴラ特許庁は2011年5月23日付通知において下記を公布した。

今後出願された商標が公告となった場合、60日以内に下記に手続を取らなければならない。

  • 未払いのオフィシャルフィーがある場合はその支払い
  • 補正・変更の申請
  • 異議申立
  • 未提出の書類がある場合はその提出

また、当該期間内に異議申立がなかった場合、出願人は30日以内に特許庁の通知に対してい対応しなければならない。

上記の手続を取らなかった場合、出願は放棄されたものと見なされ、その決定が次の公報に掲載される。

[出典:INVENTA]

スウェーデン:異議申立期間の変更

スウェーデン特許庁は2011年7月1日付で異議申立期間をこれまでの2ヶ月から3ヶ月間に変更した。

これは国内商標とスウェーデンを指定する国際商標に適用される。

[出典:Groth & CO KB]

パキスタン:オフィシャルフィー上昇

パキスタン特許庁は2011年7月6日付で通知を同庁のWebサイトに掲載し、2011年6月4日よりオフィシャルフィーが変更となったことを公布した。

同日以降に支払われたオフィシャルフィーに関しては、恐らくその差額の支払いが特許庁から請求される見込みである。

[出典:Bharucha & Co]

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