INTERVIEWお客様の声

東宝株式会社

IPビジネスをグローバルに挑戦・拡大するために必要な“守り”を
マークアイが支援
「気の置けないパートナーとして、我々の業務に並走してくれています。」

日本を代表する総合エンタテインメント企業である東宝株式会社様。「Entertainment for YOU 世界中のお客様に感動を」をコーポレート・スローガンに、 映画・アニメ・演劇・不動産の4つの事業を柱として、人々の生活を豊かにする多角的な活動をされています。
1932年の創業以来、映画『ゴジラ』シリーズをはじめ、数々の名作を生み出し、世界的に有名なIP(知的財産)を保有されています。

会社名
東宝株式会社
事業内容
映画製作・配給、演劇の企画・興行、不動産経営
マークアイとの取引開始
2003年
URL
https://www.toho.co.jp/

お客様のご紹介

お客様インタビュー

マークアイと取引を始めたきっかけを教えてください。

東宝とマークアイ様は2003年から取引を始めさせていただいております。東宝の長期経営計画「TOHO VISION 2032 東宝グループ経営戦略」実現に向けて多くの取り組みが進む中、私ども知的財産室に求められる役割も高度化し、同時に業務量も増加しています。それにともなってマークアイ様とのお取引も拡充させていただいており、より緊密な関係になっているように思います。

長いお取引の中で、マークアイはどのようにお役に立つことができていますか。

東宝あるいは当社のグループ会社が保有する商標やドメインネームの管理業務および侵害対策をお願いしております。商標は、出願・維持(更新管理)だけでなく、全世界における冒認商標対策のためのウォッチングと、発見した侵害案件への個別対応についてもマークアイ様のサービスを利用しております。

商標管理システムTMODS®はどのように活用されていますか。

全世界における東宝保有の商標・ドメインネームの管理ツールとして、フル活用しています。過去の経緯なども含めて可能な限りデータベース化を進めているのですが、一元的に管理できるTMODS®を活用することで、整備が少しずつ出来ているのではないかと思っています。一方で、冒認商標に対する異議申立ての案件も本当に多く発生しており、ツールがないことには管理もままならないような状況でして、その点でも存分に活用しております。

御社の長い歴史を見ても、IP(知的財産)は単なる保護の対象というだけでなく、
ビジネスを成長させるための重要なカギと言えるのではないでしょうか。

東宝は、「Entertainment for YOU 世界中のお客様に感動を」をコーポレート・スローガンとして掲げ、グローバルなエンタテインメント企業として、東宝ブランドの価値向上と成長を目指しています。たとえば1954年に誕生した東宝を代表するIPである「ゴジラ」は、『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024年公開)といったハリウッド版が全世界で人気を博し、また自社製作による『ゴジラ-1.0』(2023年公開)も全世界でヒットし、米国アカデミー賞®を受賞する快挙も達成しました。ゴジラのキャラクター人気も右肩上がりで、生誕から70年を迎えた今年が一番盛り上がっているのではないかと思います。
また、「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「呪術廻戦」といったTOHO animationレーベルのアニメーション作品は世界中で多くのファンを獲得していますし、演劇においても当社製作による舞台「千と千尋の神隠し」のロンドン・コロシアムでのロングラン上演が大成功を収めました。他にも、多くのチャレンジが、東宝グループの至る所で湧き上がっています。

そのようなチャレンジに、マークアイのサポート体制が欠かせないということでしょうか。

グローバル規模でのIPビジネスの挑戦・拡大を確かなものにしていくためには、権利化や侵害対策といった守りも強固にしなければなりません。その分、知的財産室の業務の幅が拡がっており、日々、新しい課題に直面しているような状況です。そんな中でマークアイ様は、ちょっとした相談ごとから気軽に聞くことができる、気の置けないパートナーとして、我々の業務に並走してくれています。業界ならではの特殊な案件もありますが、マークアイ様からご支援いただいているので、大変心強いです。