昨年度末にINPITのタイムスタンプ保管サービスが開始されたことによりタイムスタンプへの注目が高まっています。
商標の分野では、タイムスタンプを活用した判例もあり、これまでの先使用権だけでなく、営業秘密の保護、意匠分野など様々な分野での活用が期待されています。
第1部では、日本弁理士会タイムスタンプワーキングのグループ長である粕川弁理士をお招きして、昨年改正された先使用権のガイドラインの内容から、意匠、営業秘密などの分野での実践的な活用方法などをお話ししていただきました。
第2部では、タイムスタンプの実際の使い方や管理の仕方などについてもお話ししました。
≪講義内容≫
昨年改正された先使用権のガイドラインの内容から、意匠、営業秘密などの分野での実践的な活用方法など
タイムスタンプの実際の使い方や管理の仕方など

弁理士　粕川敏夫 先生
平成5年弁理士登録（登録番号10387）。
特許事務所勤務を経たのち株式会社NTTデータ知的財産部にて特許出願から
ライセンス業務に従事。
平成13年に粕川特許事務所設立。
平成27年度日本弁理士会副会長。
現在、つむぎ国際特許事務所代表パートナー。
株式会社ジーニアスノート代表取締役。
日本大学知財専門職大学院非常勤講師。
日本弁理士会タイムスタンプワーキンググループ長。