トルコ特許商標庁（TURKPATENT）は、特許、実用新案、商標、意匠に関する新たなオフィシャルフィーを発表した。2023年1月1日からの新しい費用は平均80％の上昇となる。

主な価格変動幅は次の通り：
・特許・実用新案の出願費用は、約113％の上昇
・意匠の出願費用は約104％の上昇
・商標の出願費用は約100％の上昇など

商標は、区分数に応じて金額の体系が異なるようになり、最初の2区分の費用は据え置かれるが3区分目以降の費用が上昇する。
このオフィシャルフィーの上昇は、トルコ経済の深刻なインフレに起因する。
トルコのオフィシャルフィーは毎年見直され、年初から改定されることが通知されている。

尚、2023年2月6日にトルコ南東部で発生した地震について、トルコ共和国の特許庁は震源地から離れており大きな影響はなく、手続きは通常通り行われている。