2023年3月9日、ミャンマー知的財産局（IPD）は、2019年に制定された商標法が2023年4月1日に施行されると通達した。
オフィシャルフィーに関係する「商標規則」は、2023年3月中に公表される予定である。
商標規則が定まり商標法が施行されると、ソフトオープニング期間の第2フェーズに入る。

第2フェーズは、2023年4月3日から始まる予定である。
このフェーズでは、ソフトオープニングの第1フェーズで出願された商標はオフィシャルフィー支払いに進む。
一方で、ソフトオープニングの期間ではあるため、願書は継続して受け付ける予定である。
ソフトオープニング期間はミャンマー商務部（MOC）が「グランドオープンニング」を公示するまで継続される見込みである。

また、ミャンマー知的財産局は商標の代理人に関する届出書のフォーマットを公表し、公証書類と共に提出できるようになったと発表した。
その他の補正や譲渡、登録代理人変更はグランドオープニングを待つ必要がある。

今後の規則や発表が待たれるが、ミャンマーでの権利取得を望む場合、ソフトオープニング期間内に出願し、新商標法の先願制度で最も早い出願日を確保することが望ましい。