2025年5月9日、ブラジル開発・産業・商業サービス省（MDIC）は、ブラジル官報（DOU）においてGM/MDIC省令第110号を公布し、ブラジル特許商標庁（BPTO）によって提供される知的財産権に関する手数料を改定した。

本改定は、BPTOの業務の近代化に加え、スタートアップ企業や中小企業の参画促進を目的とした包括的な改革の一環である。

省令によれば、今回の改定はオフィシャルフィーの平均24.1％の引き上げに相当する。

新料金は、官報での公布日から90日後にあたる2025年8月7日より施行され、一部のサービスについては2025年9月20日以降および12月20日以降に適用される予定である。

現行の料金体系は2012年から適用されており、それ以来、手数料の引き上げは行われていなかった。
今回の改定による値上げ幅は比較的大きいため、現行料金が適用される期間中に対応可能な手続については、できる限り前倒しで行うことが推奨される。