中国では新型コロナウィルスの影響拡大の中、「便乗」商標が複数出願され、既に当局は2020年03月03日付で「火神山」や「雷神山」（武漢市の仮設病院）、「鐘南山」等63件を大量拒絶決定した。
これに続き、2020年03月05日付で、「李文亮」に係る商標37件が一斉に拒絶された。「李文亮」は新型コロナウィルスについて最初に警告した医師である。
今回の37件は出願人14人、指定商品・役務が15種で、拒絶理由はいずれも「社会に悪影響をもたらす」ことを規定した10条第8項が適用された。