2020年6月25日、トリニダード・トバゴでは2015年商標法第8号が施行された。
この法律はもともと2015年6月に可決されていたが、商標規則が確定するまで実施が延期されていたものである。

トリニダード・トバゴ特許庁は2020年12月7日、出願人が所定の手続きをとることで、2020年6月25日以前に出願された係属中案件を、新法での出願へ移行する措置を行うと発表した。
手続き期限は2020年12月28日までである。
トリニダード・トバゴ当局は新法への移行を強く推奨しており、改正のポイントは次の通りである。

・ニース国際分類の採用を第7版から第11版とする
・A部（識別力を持つ商標）とB部（低いレベルの識別力を持つ商標）に分かれていた登録原簿を統合
・商標のオンライン出願の採用と証明書類の電子公布
・不使用取消しに関する規則の改訂
・マドプロ制度への加盟など