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2023.08.08IP中国:2023年上海モーターショー、知的財産権保護ワークステーションを初設置


中国:2023年上海モーターショー、知的財産権保護ワークステーションを初設置

「自動車業界の新時代を抱擁する」をテーマに、2023年第20回上海国際自動車工業展覧会が4月18日から4月27日にかけて、上海国家会展センターで開催された。
展示会期間中の知的財産権保護を適切に行うため、青浦区知的財産権局は区知的財産権連席会議弁公室の意思疎通・調整機能を積極的に発揮し、青浦裁判所、青浦検察院と共同で展示会に出展し、展示会知的財産権保護ワークステーションの設置方法を模索することで、「上海モーターショー」に全方位的な知的財産権保障を提供した。

展示会知的財産権保護ワークステーションの設立は、青浦区サービス保障輸入博覧会知的財産権全チェーン保護センター「6+365」の延長である。
青浦区知的財産権局  は事前のマッチング、十分な計画、意思疎通、調整を通じて、会議参加企業の基本的状況を把握し、相応の事前準備を行い、ワークステーションが速やかに出展できるようにした。

展示会の期間中、ワークステーションのメンバーは法律パンフレットの配布、実際の事例の解読、法律相談の提供などを通じて、出展企業に行政から司法、法律普及から権利保護までの知的財産権の「ワンストップ」サービスを提供し、出展企業と社会公衆が知的財産権を尊重し、保護する意識を確立するよう導き、イノベーションを尊重し、知的財産権を保護する良好な環境を積極的に構築し、知的財産権による市の強化建設を後押しした。
(「上海オブザーバー」のプレスリリースより引用編集)
コメント:コロナ感染対策の常態化に伴い、各種オフライン展示会の回復が加速している。
出展企業にとっては、展示会を通じて自社の技術力を十分に展示すると同時に、知的財産権の保護にも配慮することが、ますます関心の焦点となりつつある。
展示会の知的財産権保護を強化するため、国家知的財産権局は2022年に「展示会知的財産権保護ガイドライン」を発表している。
今回、青浦区知的財産権局が初めて上海モーターショーにおいて知的財産権保護ワークステーションを設置したことは、上述ガイドラインを具体的に実施したものと見なすことができ、博覧会におけるサービス保障業務の継続であり、上海が展示会における知的財産権保護を重視していることを十分に証明することができる。
出展企業として、知的財産権関連の法律法規についてワークステーションに相談し、又は出展期間中にかかわる知的財産権侵害紛争についてワークステーションに苦情を申し立て、ワークステーションにより調停を行い、又は判断意見を提供し、展示会主催者と調整して処理することができる。
そして、ワークステーションが関連の苦情状況及び資料を本市の知的財産権管理部門に移送し、違法嫌疑の手がかりを関連法執行部門に移送するなどして、知的財産権ワークステーションの役割を十分に発揮させ、自身の合法的権益を保護することができる。(上海専利電気物理事業二部 陳 力奕より原稿提供)


[出典:SHANGHAI PATENT & TRADEMARK LAW OFFICE, LLC]


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