2026.01.14IPアルゼンチン:商標審査基準の改正
アルゼンチン:商標審査基準の改正
アルゼンチン特許商標庁(PTO)は、2025年12月11日、アルゼンチンにおける商標審査基準を大幅に変更する旨を発表した。
新たな審査基準の下では、出願された商標について、絶対的拒絶理由および公序良俗違反に関する方式審査のみが行われることとなり、相対的拒絶理由に基づく実体審査は、第三者から異議申立てまたは無効審判請求がなされた場合に限り実施される運用へと変更される。
なお、新基準において絶対的拒絶理由に該当するとされる主なケースは、以下のとおりである。
・既に出願または登録されている先行商標と同一の商標であり、かつ同一の商品または役務を指定している場合
・国内または外国の原産地名称
・公序良俗に反する文字、図形、その他の表示
・国、州、自治体、宗教団体、保健衛生機関が使用している、または使用すべき文字、単語、名称、識別図形、記号等
・アルゼンチン政府が承認した外国または国際機関が使用している文字、単語、名称、識別図形等
・識別力を欠く広告的フレーズ
本審査基準は、2026年3月1日より正式に施行される予定であるが、現在係属中で公告前の商標出願については、2025年12月11日以降、試験的に即日適用される。
新基準の下では、方式審査において審査官から拒絶理由が通知されなかった商標、または当該拒絶理由を克服した商標について、30日間の公告期間が設けられ、当該期間中に第三者から異議申立てがなされなければ、登録へと進むこととなる。
なお、異議申立てが行われた場合の手続については、従来からの変更はない。
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