2024.02.06IP中国:メタバース関連の商品役務を追加
中国:メタバース関連の商品役務を追加
ニース国際分類2024年第12版がWIPOにより2024年1月1日に発効した。
この版では、メタバース、NFT、人工知能、ブロックチェーン技術、暗号資産、仮想商品役務などに関連する新しい表現が追加された。
中国ではまだ受け入れられていないニース国際分類の記述はあるものの、「仮想空間における他者への商品紹介によるマーケティング」、「仮想空間で提供されるエンターテイメントサービス」、「ブロックチェーン[BaaS]サービス」など、典型的な新しい商品や役務が2024年にCNIPA(国家知識産権局)に受け入れられた。
こちらは、ここ数年に発表されたニース国際分類の表現を纏めたものであり、そのうち緑色のものは中国でも認められることとなった表現である。(2024年1月10日迄のデータ)
更に、中国商標局は、前述のニース国際分類のうち緑色の表現に加え、現在、それらと極めて関連性の高い表現(ニース国際分類以外の表現)も受け入れており、その代表的なものはこちらに纏めた。
CNIPA(国家知識産権局)は年間を通じて随時、受理可能な商品役務を更新しており、メタバース、NFT、暗号資産などに関連する商品役務の表現が今後認められるかに注視する。
[出典:NTD INTELLECTUAL PROPERTY ATTORNEYS]
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