2025.05.27IPロシア:米マクドナルドの商標戦略
ロシア:米マクドナルドの商標戦略
米国のファストフード大手マクドナルドが、ロシアにおける商標登録出願を行っていたことが明らかとなった。
同社は2022年のウクライナへの全面侵攻を受け、ロシア市場から完全に撤退し、全店舗を閉鎖していた。
ロシアの報道によれば、米マクドナルドは2024年12月に願書を提出し、現在は当局による審査中である。
ただし、マクドナルドは、今回の商標出願はロシア市場への再参入を意図するものではないとの見解を、ウクライナのメディア「エコノミック・プラウダ」に対して示している。
「これは当社ブランドを保護し、特にロシア国内において、第三者の企業や個人による当社商標の不正使用を防止するための措置である」と同社は述べている。
同様の動きは他の米国企業にも見られ、2024年夏には、コカ・コーラおよびスターバックスが、知的財産権の維持を目的としてロシアでの商標再出願を行っている。
[出典:Papula-Nevinpat]
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