2025.12.23IP日本:ニース分類第13版の発効(参考訳)
日本:ニース分類第13版の発効(参考訳)
1. 2026年1月1日から、標章の登録のための商品及びサービスの国際分類(ニース分類)第13版が発効します。
新しい版は、世界知的所有権機関(WIPO)のホームページから入手可能です:https://www.wipo.int/classifications/nice/en/
2. 本通知は、新たなニース分類第13版への移行期間中に提出された国際登録出願に対するWIPO国際事務局の審査実務について、マドリッド同盟国の官庁、並びに、出願人及び名義人に周知するためのものです。
3. WIPO国際事務局は、以下の場合にニース分類第13版(2026年改訂版)を適用します:
- 2026年1月1日以降に、本国官庁が受理した全ての国際登録出願
- 2026年1月1日以降に、商標の国際登録に関するマドリッド協定議定書第3条(4)に基づく2箇月の期限後にWIPO国際事務局が受理した全ての国際登録出願
4. ニース分類第13版(2026年改訂版)に従い分類された全ての国際登録について、WIPO国際事務局は、指定締約国への通知、国際登録証明書及び公報中の指定商品・役務リストの隣に“NLC(13-2026)”の略字を挿入します。
5. 従来の慣行に従い、WIPO国際事務局は、2026年1月1日よりも早い日付の国際登録の指定商品・役務に関して、ニース分類第13版(2026年改訂版)に基づく再分類はしません。
6. Madrid Goods and Services Manager (MGS) (https://webaccess.wipo.int/mgs/)は、ニース分類第13版(2026年改訂版)により導入された変更点を反映し、更新されます。
7. 最新のニース分類の改訂版では、いくつかの商品・役務表示が異なる類に変更(再分類)となりました。
再分類となった表示のリストは、本通知の附属書I(ANNEX I)に掲載されています。
特に、基礎出願や基礎登録が第12版またはそれ以前の版に基づいて分類されている場合は、出願を準備する際にこのリストを十分に確認してください。
8. ニース分類の新しい改訂版により導入されたその他の変更(追加、削除、既存の表示の変更を含む)に関する包括的な情報について、関心のある方は詳細な改訂ファイルを参照してください。
当該ファイルはMicrosoft Excel形式で提供され、以下のリンクからアクセスできます。
https://www.wipo.int/nice/its4nice/ITSupport_and_download_area/20260101/revision_files/ncl-20260101-EFS-revision_file.xlsx
これらのアップデートを特定し解釈するための具体的な手順は、本通知の附属書II(ANNEX II)に記載されています。
原文:Entry into force of the 2026 version of the thirteenth edition of the Nice Classification (MADRID/2025/37)
参照:https://www.wipo.int/en/web/madrid-system/notices/
[出典:特許庁]