2026.02.25IPイギリス:オフィシャルフィー改定続報
イギリス:オフィシャルフィー改定続報
2026年4月1日より、英国政府は意匠、特許および商標に関する手数料を引き上げる予定である。
本変更は現在も議会の承認待ちであるが、利用者等が手続きに関する判断を前もって実施できるよう、必要な情報を共有する。
新料金の導入時期:2026年4月1日から適用される。
2026年3月31日まで(同日を含む)は、旧料金における手続きとなる。
手数料引き上げの理由:英国特許庁(IPO)の手数料は、特許については2018年以降、意匠については2016年以降、商標については1998年以降、引き上げられていない。
この間、IPOは業務の効率化やデジタル化の推進といった自助努力により、手数料の引き上げを回避してきた。
しかし、2016年以降、インフレ率は32%上昇している。
これらの状況を踏まえ、2026年4月1日より、手数料は平均25%引き上げられる予定である。
本改正により、IPOはインフレの上昇および、さらなる効率化や既存のリソースでは完全に吸収できない将来的なコスト増に対応できるようになる。
また、今回の手数料改定により、IPOは引き続きシステムへの投資を行い、高品質なサービスを提供し続けることが可能となる。
出願手数料:2026年4月1日以降に商標、特許または意匠を出願する場合、または出願手数料を支払う場合には、原則として新料金が適用される。
なお、申請において「save for later(保存)」や「draft(下書き)」機能を利用したのみでは、出願を正式に提出したことにはならない。
したがって、2026年4月1日以降に願書を提出する場合は、新料金を支払う必要がある。
また、商標出願については、以下の特別な点にも留意する必要がある。
出願に関する支払いに関して:2026年4月1日より前に商標登録出願を行い、出願手数料を2026年4月1日以降であっても指定された期限内に納付する場合には、旧料金が適用される。
これには、追加区分料およびシリーズ商標に係る追加料金も含まれる。
[出典:UKIPO, Edwin Coe LLP]