2018.11.27IPマラウィ:新商標法発効及びマドプロ加盟
マラウィ:新商標法発効及びマドプロ加盟
2018年04月24日号でお伝えした通り、2017年マラウィ商標法が2018年10月01日で発効された。
その主な特徴は以下の通り。
- 商標の定義拡大:視認できない標章も識別性を有し、「十分に明確、正確、認識でき客観的方法で記載されている」ものは商標に含まれる。
- 役務について出願可能
- 団体商標、証明商標、地理的表示に関する条文導入
- 類似商品又は役務に関する先行登録及び著名商標に基づく拒絶理由の採用
- 侵害が主張できる範囲の拡大
- 10年間の保護期間(更新可)
- 継続する5年以上の使用がない場合、不使用取消が可能。登録したライセンシーによる使用は不使用取消を回避できる。
- 侵害に関して10年以上の禁固刑等の刑事罰導入
- ライセンス登録に関する条文採用
またマラウィ政府は2018年09月25日にマドプロへの加入書をWIPO事務局長に寄託し、102番目の加盟国となった。
2018年12月25日から、マドプロ出願においてマラウィの指定が可能となる。
[出典:Spoor & Fisher]
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