2019.06.25IPスーダン:混乱による商標業務の遅延
スーダン:混乱による商標業務の遅延
「第二のアラブの春」とも言われたバシル前大統領失脚後のスーダンで混迷が深まっている。実権を握る軍事評議会は民政移管を求めるデモ隊を弾圧し、100人以上が死亡する惨事を引き起こし、民衆の不満を暴力で抑え込む姿勢を鮮明にした。今後の対応を巡り軍事評議会内部での確執も伝えられ、さらなる流血の事態への懸念が高まっている。
このような情勢の中、商標局の職員も、案件を扱う弁理士側にも完全に業務遂行できる状態のものがおらず、2019年06月10日にはインターネットも接続できなくなったという。
スーダンにおける商標業務は非常な遅延が発生しており、今後も復旧の目途が立っていない。
[出典:Eldib & Co]
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