2019.06.25IPスペイン:プロサッカーリーグLa Liga、GDPR違犯で25万EUROの罰金
スペイン:プロサッカーリーグLa Liga、GDPR違犯で25万EUROの罰金
EUにおける一般データ保護規則が2018年05月に施行され、早くもその影響がEU国内に表れている。
スペインデータ保護庁(AEPD)はこの都度、EUデータ保護法に違反したとして、スペインのトップサッカーリーグLa Ligaに25万EUROの罰金を科した。
スペインのオンラインメディアeldiario.esは昨年、La Ligaがその公式アプリを使ってLa Ligaの試合を示すバーを「スパイ」していたと報じた。
このレポートによると、アプリのユーザーが自分の携帯電話のマイクにアクセス許可を与えていた場合、La Ligaはバーが許諾なしで試合を見せているか判断するため、リモートでマイクを起動できる。
調査の結果、AEPDはこの慣行がEUの一般データ保護規則(GDPR)に違反していると判断した。
EUは、個人データの保持と処理に関する規則を厳しくするために、2016年にGDPRを採択し、昨年5月に法の施行を開始している。
La LigaはAEPDの調査結果に反論し、GDPRの義務は常に遵守していると述べ、AEPDの決定に対しアピールを提出する予定であると発表した。
[出典:WIPR]
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