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2020.11.25IPアメリカ:商標関連のオフィシャルフィ改定


アメリカ:商標関連のオフィシャルフィ改定

米国特許商標庁(USPTO)は、約3年ぶりに商標及び商標審判部(TTAB)関連の費用を改定し、2021年1月2日より適用する。$100~$200程度の値上げ予定である。(詳細はこちら。)

オフィシャルフィの改定と共に、提出された証拠を適切に判断するため、提出物に関する商標審査手続マニュアル(§§ 1715-1715.06)も変更し、2021年1月2日から実施する。(詳細はこちら。)

いくつかの変更点は次の通り。

・使用証拠の項目別インデックス(itemized evidence index)を付ける
・特別な事情がない限り、証拠は10件以下もしくは合計75頁以内で提出する。
・一通辺り$50を支払う。

新規で導入された商品、役務、区分の削除費用に関し、第8条又は第71条の宣言書が提出され、受理される前に登録商標から商品/役務又は区分を削除する場合は、費用が発生する。
更新申請前もしくは更新手続きにおいて、同様の削除を行う場合は今回導入された新規費用はかからない。
第8条又は第71条の宣言に、登録されている全ての商品/役務又は区分を明記していない場合、第8条又は第71条の宣言費用を納付するだけで良い。
この場合、宣言に含まれていない商品/役務又は区分は登録から削除される。
主に新しく導入された費用が適用されるのは、当局から指令(Response to Audit Request and/or Response to Post-Registration Office Action)を受けて削除する場合などである。

尚、2020年10月に「Examination of Specimens for Use in Commerce : Digitally Created/Altered or Mockup Specimens」と題する商標見本に関する審査ガイドも更新している。
新しいガイドラインは、電子データで作成又は変更された見本などの審査指針を対象としている。

詳細はこちらより確認できる。


[出典:The United States Patent and Trademark Office (USPTO)]


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