2014.06.10IPサモア:新商標法発効 他
サモア:新商標法発効
サモアでは1972年知的財産法に代わる2011年法が2012年10月01日から発効されていたが、細則が発効されていなかったため、細部については不明な状況であった。
しかしながら、一部の改正法については既に施行されていることが判明したため、以下に重要な改正点を記載する。
- イギリスその他の国の権利の拡張申請廃止
- 優先権主張可能
- サービス商標の導入
- ニース国際分類第9版採用
- 非伝統的商標導入:立体、色彩、匂い、音が新しい商標として認められた
- 団体商標導入
- 商標の有効期限:出願日より10年となり、その後10年毎の更新となる。
グレース期間は6か月
[出典:Baldwins]
ボリビア:侵害対応センター設立
ボリビア税関はこの都度、侵害品対策強化のための新しいセンター(Intelligence Center)の設立を開始した。同センターは主に侵害の防御にフォーカスをあて、必要な情報の収集と監視を行う。
将来的に、同センターは他の政府機関と共同で水際対策を行う予定である。
[出典:ORPAN]
UAE:ドバイ税関 2013年に293件の商標を登録
2013年、総数293件の商標がドバイ税関に登録され、131件の侵害の申し立てがあった。税関に商標を登録することにより、模倣品がドバイ税関センターを経由しUAEに入る際、商標の保護が保証され、ブランドの所有者に侵害者に対して訴訟を起こす法的権限が与えられる。
統計によれば、登録したブランドの内訳はアメリカが83商標22社、スイスが44商標8社、日本が35商標10社、イギリスが22商標5社、フランスが13商標6社、ドイツが12商標3社となっている。UAE国内ブランドの登録も43商標26社に上る。
[出典:Gulfnews.com]
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