2023.02.14IPカーボベルデ共和国:ARIPOハラレ議定書およびバンジュール議定書が発効
カーボベルデ共和国:ARIPOハラレ議定書およびバンジュール議定書が発効
カーボベルデ共和国は2022年10月14日付でアフリカ広域知的財産機関(ARIPO)における特許、実用新案及び意匠に関するハラレ議定書(Harare Protocol)および商標に関するバンジュール議定書(Banjul Protocol)を批准した。
これにより、同国はハラレ議定書の20番目の締約国、バンジュール議定書の13番目の締約国となった。
現在、ARIPO制度の利用者がハラレ議定書およびバンジュール議定書に従って出願を行う際に、カーボベルデを指定国とすることが可能になっている。
また、カーボベルデの国民および居住者が特許出願、工業意匠出願、実用新案出願、商標出願を行う場合、出願人は自らの選択に従って直接ARIPOに出願書類を提出することができる。
このたびの批准に先立ち、カーボベルデ共和国は、ARIPOおよびARIPOの議定書に対する加入書を2022年7月14日付で寄託していた。
ARIPOの枠組みの中で運用されている他の2件の議定書、すなわち「伝統的知識とフォークロア表現の保護に関するスワコプムント議定書」(Swakopmund Protocol on the Protection of Traditional Knowledge and Expression of Folklore)と「植物新品種の保護に関するアルーシャ議定書」(Arusha Protocol for the Protection of New Varieties of Plants)についても、カーボベルデ共和国は既に加入書を提出している。
情報源はこちらを参照。
[出典:Adams & Adams]