ナイジェリア著作権委員会（Nigerian Copyright Commission；略称NCC）は、同委員会が実施している国家的な著作権侵害防止キャンペーンの一環として侵害者に厳罰を科すことにより、文学的著作物の侵害に対して厳しく対処している。NCCの事務局長を務めるJohn Asien氏は、2023年4月23日の「世界図書・著作権デー」を記念する声明の中で、著作権保護を保証するためには法執行を強化するとともに妥当な機関を設置する必要があると語った。

Asien氏の指摘によれば、新たに施行された2022年著作権法は、著作者の権利を向上させ、文芸的著作物その他の著作物のデジタル配信や保護対象の著作物のデジタルプラットフォーム上での利用に伴って生じた課題に対処するものとなるだろうという。

NCCは「各方面の利害関係者および関係当局と連携して活動しており、国家的な著作権侵害対策の大々的な実施に先駆けて一連の公衆啓発キャンペーンに取り掛かっている」とAsien氏は述べている。同氏は更に、新法の下では犯罪行為に対して従来よりも厳しい処罰が可能であるため、あらゆる形態の著作権侵害を犯さないよう皆さんに勧告したいと述べ、公衆に対して警告を発している。

情報源: Copyright commission intensifies anti-piracy drive (naijaonpoint.com.ng)