2011.04.12IPブラジル:2014年ワールドカップと2016年オリンピック開催に向けた模倣品対策の強化
ブラジル:2014年ワールドカップと2016年オリンピック開催に向けた模倣品対策の強化
リオデジャネイロ国家警察はこの程、同国初の大規模な模倣品撲滅キャンペーンを開始し、120人の警察官と連邦歳入庁の商標保護グループの職員を導入し、模倣品の販売で有名なCamelodromo地区の1508のブースを摘発、総計約1100万ドル相当の商品を押収した。
また、警察は密告情報の受付を宣伝しており、消費者に対して真正品と侵害品を区別する方法を提供している。
また国家模倣品撲滅委員会(CNCP)は、法務省のITセンターの協力を得て商標名簿データベースを開発し、侵害品を押収した場合、管轄当局が当該商標がブラジルで保護されているものであるか、連絡先等を検索できるようにしている。
データベースの登録にあたっては、CNPCのHPにある申請書をダウンロードし、必要事項を記載した上でCNPC事務局へ提出する。
当該データベースのアクセスは連邦警察、連邦高速道路警察、歳入庁、税関、連邦検察局、防衛局、犯罪対策機関に限られる。
[出典:Danneman, Siemsen, Bigler & Ipanema Moreira]
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