2022.08.09IPウズベキスタン:知的財産権に関する改正案を決議採択
ウズベキスタン:知的財産権に関する改正案を決議採択
ウズベキスタンは、2022年から2026年の間に実施される知的財産権分野の改正決議議案第221号を採択した。その中の重要な変更の1つは、2022年9月1日から権利者が「One Window」と呼ばれる情報システムを通じてオンラインで税関監視(Customs Watch)申請を行い追跡できるようになる事である。税関当局は、侵害品が発見された場合このシステムを通じて権利者に通知できるようになる。通知を受けた権利者は、1日以内に必要な税関措置を請求することができる。権利者からの請求がない場合、当局は何の措置も講じない。権利者は輸入業者名、可能性のある輸送方法、侵害品の場所などの潜在的な侵害者に関する情報を提供する必要がなくなる。
また、現在のウズベキスタンの法律では、知的財産権侵害に関する罰則規定や賠償金に関する詳細が定めれていないが、罰則規定や賠償金(470EURO~2万3500EURO)なども2023年8月までに導入される予定である。
[出典:PETOŠEVIĆ, CRANE IP]
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