2020.07.28IPアメリカ:Amazon「偽造品犯罪対策チーム」設置
アメリカ:Amazon「偽造品犯罪対策チーム」設置
Amazon.comは、偽造品を出品・販売し、法律や同社の規約に違反する犯罪者の法的責任を追及する「偽造品犯罪対策チーム」を設立したことを発表した。
同社は偽造品の防止に昨年1年間で5億ドル以上の投資をするとともに、8000人以上のスタッフが取り組んできたと主張している。
また、60億件以上の不正の疑いがある商品を削除するとともに、250万以上の不正なアカウントを閉鎖したとしている。
今回の偽造品犯罪対策チームはこうしたAmazonのシステムを逃れた事案を調査するとし、データのマイニングとともに外部リソースからの情報収集により、不正行為を発見するとともに、ブランド所有者との協力で調査を進め、犯罪者の刑事責任を追及すべく、各国の機関を支援する予定である。
チームを構成するのは、元連邦検察官や捜査官、データアナリストなどの人材が含まれている。すでにアメリカや欧州、中国のほか、日本、韓国、カナダ、UAEなどの犯罪者を特定し、関係当局に照会したとのことである。
[出典:ascii.jp]
最新のIPニュース
- ネパール:産業局による出願係属中および登録商標に関する通知2025.09.09
- OAPI:判例データベース「OAPI LEX」が始動2025.09.09
- 中国:《登録商標の連続三年間不使用による取消申請》に関するガイドラインの改訂2025.08.26
- アメリカ:不正に出願された5万2,000件超の商標出願・登録を抹消2025.08.26
- カタール:デジタル化への移行を開始2025.08.26
- ザンジバル:オフィシャルフィー改定2025.08.26
- ブラジル:新たな商標ファストトラック(早期審査)を8月7日から開始2025.08.13
- バミューダ諸島:商標法改正(2025年8月)2025.08.13
他カテゴリのニュースを見る